2026年3月11日(水)サントリーホールにて「3.11チャリティコンサート」を開催いたしました。当日はジャンルの枠を越えた21組の多彩なアーティストが出演し、全1,968席(うち報道席36席)に対し、1,615名のお客様にご来場いただきました(来場率82%)。会場は終始あたたかな空気に包まれ、来場者の皆さまと心に残る特別な時間を共有することができました。また、「3.11塾」の塾生代表として、新沼実歩さんが挨拶いたしました。

新沼実歩さんのスピーチです。
『新沼実歩と申します。私は東日本大震災で、両親と祖父母を亡くしました。それでも今日ここに立てているのは、多くの方々の温かいご支援のおかげです。正直に申し上げると、家族の死という大きな喪失があったからこそ、たくさんの方々に支えていただき、それによって見えるようになった景色がありました。3.11塾のご支援のおかげで、アメリカ留学という、自分一人では決して届かなかった夢に挑み、貴重な経験をすることができました。ありがたさと同時に「自分だけが、こんな経験をさせていただいていいのだろうか」と申し訳なさを感じることもありました。ですが、その思いがあったからこそ、支えてくださった皆さんに胸を張れる自分でいたいと願い、努力を続けることができました。そしてある時、こう思ったのです。支えてくださった方々が喜んでくださるのは、私が前へ進もうとする姿なのかもしれない、と。今年の7月からは、オーストラリアの大学院でサイバーセキュリティを学ぶ予定です。15年前に失ったものは戻りませんが、ここまで導いてくださったすべての方への感謝を胸に、これからも前へ進み続けます。そしていつか、今度は私が誰かへ恩送りをしていきたいと思っています。本日は、このような場でお話させていただき、本当にありがとうございました。』

皆様よりお寄せいただいた寄付金の総額は21,459,368円となりました。このうち、経費3,419,740円を差し引いた18,039,628円を、3.11塾を通じて東日本大震災で被災された孤児・遺児の支援資金として、大切に活用させていただきます。
震災から15年という節目を迎え、また各地で新たな災害が続く中、本公演が第13回を迎えられましたのは、ひとえに皆様の変わらぬご支援とご厚情の賜物であり、心より御礼申し上げます。

皆様のご支援によって、子どもたちは自らの夢に挑戦することができ、日々大きな喜びを感じています。子どもたち一人ひとりが自分らしい未来へ歩んでいけるよう、継続的な支援と取り組みに力を尽くしてまいります。今後とも、変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げます。

【出演していただいた皆様】(五十音順):
<ポップス・演歌> 稲垣潤一、クミコ、中川翔子、松本伊代、南こうせつ
<クラシック> 上野耕平、大谷康子、熊本マリ、coba、小林沙羅、桜井万祐子、ジョン・健・ヌッツォ、仲道郁代、林芳正、樋口達哉、笛田博昭、村松稔之、横山幸雄
<合唱> 神楽坂女声合唱団、東京女声合唱団、六本木男声合唱団ZIG-ZAG
<ピアノ伴奏者> 岩井美貴、紅林弥生
<指揮> 三ツ橋敬子、渡辺俊幸
<総合司会> 露木茂、永井美奈子

 
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ジャンルを越えた音楽のチカラを!第13回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート