2025年3月11日(火)サントリーホールにて「3.11チャリティコンサート」を開催いたしました。当日は、ジャンルを超えた多彩なアーティスト22組にご出演いただき、全1,968席(うち報道席36席)に対し、1,761名ものお客様にご来場いただきました(集客率89%)。会場は温かな雰囲気に包まれ、忘れがたいひとときを共有することができました。また、「3.11塾」の塾生代表として、内山基さんがご挨拶いたしました。

内山基さんのスピーチです。
『私はご支援いただいております内山基と申します。今日は沢山の方にご来場いただき本当に感謝の気持ちいっぱいです。震災で死んだ医師であった父を目指して医学部へ入学し、3.11塾のご支援により、今年度無事卒業いたしました。国家試験も終え、来年度4月からは、父の勤めていた病院にて医師としてのスタートを切る予定です。今度は自分が皆様のように、人を支えられる人間となるべく精進してまいります。3.11塾は卒業いたしますが、人生の新たなスタートとして最後に皆さまに感謝の気持ちと医師としての決意をお話ししたくご挨拶させていただきました。皆さま、本当にありがとうございました。』

皆様からいただいた寄付金総額は21,446,505円でございます。このうち、経費3,385,009円を差し引いた全額18,061,496円の寄付金を3.11塾を通じて、東日本大震災で被災した孤児遺児を支援するための資金として有効に活用させていただきます。震災から14年が経ち、新たな災害がある中でも、12回目の開催を迎えることができましたのも、皆様方の変わらぬご支援ご厚情の賜物と重ねて御礼申し上げます。

支援を必要とする子どもたちが、自分の力で未来を切り拓いていけるように、私たちは今後もこの活動を継続してまいります。次回のチャリティコンサートは、2026年3月11日(水)に開催を予定しております。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

【出演していただいた皆様】(五十音順):
<ポップス・演歌> 池畑慎之介(ピーター)、クミコ、小林幸子、神野美伽、氷川きよし、松本伊代、森口博子
<クラシック> 市原愛、上野耕平、大谷康子、coba、桜井万祐子、ジョン・健・ヌッツォ、仲道郁代、林芳正、樋口達哉、笛田博昭、宮田大、横山幸雄
<合唱> 神楽坂女声合唱団、東京女声合唱団、六本木男声合唱団ZIG-ZAG
<ピアノ伴奏者> 岩井美貴、紅林弥生
<指揮> 三ツ橋敬子、渡辺俊幸
<管弦楽> 3.11チャリティコンサート有志オーケストラ
<総合司会> 露木茂、永井美奈子

 

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ジャンルを越えた音楽のチカラを!第12回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート