カナダ訪問8日目、
午前中は、Richmond市にある日本人がたくさん住んでいたStevestonという町にある缶詰工場博物館を見学。第二次世界大戦中の日本人の強制収容なども含め、歴史の勉強もできました。
午後4時からは最後の公式行事。バンクーバー市役所にて、バンクーバー副市長様、岡田領事様、JOY KOGAWAさん、コピソン珠子元サイモンフレーザー大学ブライアンラムセンター所長らがご出席のもと、日加修交85周年記念、カナダフレンドシップ大使50回記念の友好記念式典で3.11塾に対しても歓迎式典を開催していただきました。テレビや新聞の取材もあり、3.11塾の塾生が英語でスピーチを行い、フレンドシップの象徴である桜の木の前で、友好の絆づくりを誓い合いました。
レセプションでは、日本語での『さくらさくら』など、カナダの子どもたちによる素敵な合唱をご披露いただきました(*^-^*)この合唱団では、親が麻薬中毒などで子育てができない子どもたちが合唱を通じて自分たちの居場所を見つけています。
福岡の「絵本すぎのこ」の皆さんが一針一針製作された布の絵本『Naomi’s Tree/ JOY KOGAWA作』も、参加されたたくさんの方々が感動されていました(*^-^*)
「桜の木は全てのことを知っている。そして、この木の前ではあなたの敵も仲間として受け入れることができます。」というJOYの言葉は、今テロで揺れている世界を平和に導いていくヒントを与えてくれています。Joy が自作「ナオミの道」で述べている信念、たとえ一握りの砂を友情に道にまくような小さな努力でも世界をより平和にする助けとなる、例えば、私たちが一人ずつでも海外に友達を作っていくことできっと変わっていく、それが国際交流の原点なのかもしれません。
『 Even one handful of sand on friendship road helps to make the world a safer place. /Joy Kogawa』


 

 

カナダフレンドシップ大使報告5